「中古物件購入+リノベーション」の人気が高まっています①
投稿日:2023.05.09
新築不動産部 宅地建物取引士&住宅ローンアドバイザーの近藤です。
近年「中古物件購入+リノベーション」の人気が高まっています。
理由は、新築価格の上昇と新型コロナの影響です。
首都圏などでは新築マンション平均価格は2011年の4,557万円から2021年の6,360万円(+39.5%)と大幅な上昇となっています(不動産経済研究所調べ)。
さらに2020年、新型コロナの影響で新築戸建の建築費が高騰したことがあげられます。
中古の取引は年々増加。コスパのよい中古をあえて選ぶ人も
このような背景もあり、流通量が豊富で割安な中古物件の人気が高まっています。
また昨今、衣服や日用品でもリユース市場が拡大しており、住宅購入の中心である若年層で中古に抵抗がなくなってきたこともその要因のひとつといえます。
以前は予算的に新築をあきらめて中古物件を探す傾向でしたが、最近では、立地やコスパのよい中古を積極的に選ぶ方も増えています。
今回から中古購入+リノベーションのメリット・デメリット、購入時に気をつけたいポイントなどについて解説します。
1.中古リノベは実際に住み始めるまでどのくらいかかる?
マイホームに住み始められるのは実際にいつになるのか。
賃貸住宅のように、契約から翌月には入居開始!とはいきません。
中古リノベの場合は、住み始めるまで平均して6〜7ヶ月の期間が一般的です。
この期間の中で、物件探しからリノベ計画、住宅ローン、工事完成、引き渡しまで行います。
注文住宅の場合だと、住み始められるまで、平均して8〜15ヶ月程かかります。
土地探しから始めて、プラン、デザイン、住宅ローン、工事、引き渡しまでの期間です。
土地購入~注文住宅建築に比べると大分期間は短くなります。
今の家賃が勿体ない、早くいい環境の場所に住み替えたいな、と思っている方にはぴったりです。
2.中古+リノベにおすすめの住宅ローンは?
中古リノベに限らず、マイホームを購入するとなった時、殆どの方が避けては通れない部分です。
住宅ローンは金融機関の一つの商品となるので、各金融機関によって商品内容やが異なってきます。
その中でも中古+リノベの場合、オオサワ創研では、中古物件とリノベーション費用も合わせてご利用できる金融機関をご紹介しています。
各金融機関で金利や保証料、保険の内容など違いますので、シミュレーションをもとにお客様の状況にぴったりの金融機関をご紹介いたします!